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 このページでは,セミアコ・エレアコ,その他のギターを紹介します。私のコレクションの中では「その他」に分類されます。
 セミアコと言えば,カールトン!リトナー!ではなく,私の場合ジョンスコでした。当初は,セッションなどでジャズもできるし,歪ませた音も出せるしということで愛用していたのですが,その汎用性が逆に中途半端に感じるようになり,近年はコレクションとして所有しています。
 エレアコ,ギターシンセ用フェルナンデスについては稼働率低いです(笑)。

Gibson ES-335 dot VS 2006
 2009〜2010年は「伝統回帰キャンペーン」と勝手に称し,コレクションの再編成を実施。これまで主にライブで使用することを前提にギターを集めてきたが,使用頻度が低下するギターが増えた。そこで本数を減らす意味でも,ライブ使用は意図せずとも,コレクション的に「定番」的なモデルを確保しておこう,という考え方。要は,「一生持たずにいるのはどうか」といえる3モデル,「レスポール」「ストラト」「ES-335」のレギュラー機を購入,ということをした。

 さて,このES-335,2010年1月入手,2006年製のプレーントップ。購入の際に一番注意したのは「重量」である。重いセミアコというのはどうも納得いかないので。それでも,最近のレギュラーのES-335は普通に4kg以上あることが多いようだ。これは3.8kg,ギリギリで許容範囲だった。比較的新しく使用頻度も少なかったようで,状態も良好。ネックは幅広,薄型という印象で(「Dシェイプ」と呼ばれる?),まあ慣れればどうということはなし。幅が狭く,太い方が自分の好みなのだが。ネック裏の塗装は薄くて良い感じ。ピックアップは「57Classic」,ビンテージ系の代表的なもので,パワーが有りすぎず,好みである。

 なぜか2006年頃のES-335にはプレーントップが多いようだ(1990年代以降のレギュラーは多かれ少なかれ「フィガード」:虎目という状態が普通)。この時期,「ES-335 dot Export」なるカスタムショップ製の日本向け輸出用335が出たが,それもプレーントップであった。何らかの関係を疑っている。

 これまでアイバニーズやナビゲーターの335タイプのセミアコを持ってきたが,やはり本家は違う。音の説得力とか,外観の風格とか。このギターのために売却されたES-137,ビルローレンスのためにも,大切にしようと思う。(2010/2/8)


Ibanez LR10(1983) リー・リトナーモデル
 2020年はコロナ禍により,演奏はおろか飲みに行くこともなくなり,結果として小金が貯まった。それで2021年初頭,「楽器生活40周年記念」(高校入学前にエレキベースを購入して40年)ということで何か機材を買おう,と思いついた(こういうくだらないアイディアは私の中で即認可される)。そこで,私の興味あるギターの中で「最後の大物」,「イバニーズ」(あえてこう呼ぶ)のリー・リトナーモデルを購入した。
 このモデルは高校の時『ギターマガジン』を購入し始めた頃発売され,デカデカと広告されていたのに興味を惹かれた記憶がある。もちろん当時は買えるわけもなかったのだが。

 デジマートで2020年暮れに12万円台,状態良好で売りに出されていたのを発見,即売れだろうと思っていたが,2021年1月末になっても売れていなかった。これを捕獲。

 届いてみたら状態は「極上」と言ってよいレベルで,この時期にありがちなバインディングの劣化もほぼなし。ただしfホールカバーとウレタンの詰め物は年式的に当然だが欠品。その他は全般に最高のコンディションで手に入れられたのは僥倖であった。

 サウンドは予想通り,明るくソリッド的な要素があり,当時のリトナーサウンドを彷彿とさせる。ギブソンのES335とはかなり異なる印象。売りの「非対称ネック」は手に良くなじみ,弾きやすい。広告では「バターのような」フィンガリングをリトナーが求めた,とのこと。

 非常に貴重なモデルなので,大切にしようと考えている。これで80年代イバニーズの金字塔(と私が考える)3大シグネイチャーモデル〜JP20,GB10,LR10〜を網羅できたことになる。メデタイ。

 ところで,ネット上の情報では本器製造年が「1980年製」という個体がやけに目立つ。私の記憶では1982年頃にリリースされたものではなかったか,という疑問から始まり,本器のシリアルやスペックについて調べてみた。その結果私のはシリアル「80***3」という6ケタの数字から,1983年製だろうということに落ち着いた。考察は「Ibanez LR10研究」にまとめたので,ご覧ください。特に「私のは1980年製だ」と考えているオーナーの方は是非お読み下さい(笑)。


Ovation Super Adamas 1687-2 1990
Ovation Super Adamas 1687
 オベーションのスーパーアダマス,カッタウェイなしのモデル。98年,イケベ楽器から購入。渡辺香津美先生が愛用していらっしゃるのを見て,「自分もいつかは!」とずーっと思っていた。私的にはラリー・コリエルと香津美さんのイメージが強い。「結婚」「長男誕生」記念と称して入手。

 これはシリアルから1990年製と思われるモデル。プリアンプOP-24内蔵で,例の「シャリーン」という「オベーションサウンド」である。スーパーアダマス特有のヘッドの彫刻がゴージャス。タッチは軽く,ほとんどソリッドギターと変わらない感触。総じて扱いやすい楽器であるが,ディープボウルの感触には慣れが必要。エレアコと言えば,ハウリングがつきものであるが,小さなハコならあまり気にならなかった。が,このギターの真価を発揮するためには,やはりエレアコ用に機材をすべてリファインする必要があると思われる。

 生で弾いても気持ちよいが,現在はほとんど弾いてません。「秘蔵の一本」,家宝状態。あ,宴会の出し物の時これを使ったりします(笑)。アダマスに申し訳ない。

 なお,コリエル,ジョンスコ,ジョー・ベックの3人によるアルバム「トリビューターズ」はアダマスのサンプル音源として必聴。



Fernandes SSH-40 THE FUNCTION 1989-1990

Fernandes ssh-40 
いまだにローランドのギターシンセGR-50を所有しているので,シンセドライバー装着のため入手。色は黒(ドライバーが目立たないから),ネジ穴を開けても悔いの無いような廉価モデル,というわけで白羽の矢が立った。

 2015年,オクで入手したが,私のギター歴の中で最安価格5700円を記録(笑)。定価4万円だが,それにしても安い。中古エフェクター1個くらいの値段。

 ボディはバスウッド,やや小振りのストラト型。ピックガードレスのSSHレイアウト,PUはフェルナンデスオリジナルのカバードでEMG風のデザインだが普通にパッシブ。

 国産廉価ギターに典型的な金属パーツのチープさはあり,鳴りもさすがに軽い感じはするが,意外としっかりした作りである。指板アールは緩く,22F仕様。

 で,シンセドライバーGK-3を装着して画像のようになった。とりあえずそれだけで弾きにくくなります(笑)。予想はしていたがリアPUのエスカッションを切除しないとマウントできなかった。

 といいつつギターシンセを稼働させることは日常ほとんど無いのであった…。

修理・パーツ交換履歴
2018年3月,フレットをピカールで研磨。

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