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4 ラック関係編 錚々たるビンテージもの(無価値)を中心に取りそろえている(笑)。 外に持ち出すことは,まず無い。 私にとって実用よりも実験的意味合いが強い。 オーソドックスなジャズギターには無用の長物。 |
2010年2月時点のラック機材 自宅据え置き用としても完全にもてあまし気味になったラック。ロックトロンのカメレオンをも外し,GP-100とサンズアンプのみで音作り。1u余るのでコルグのラックチューナー,DTR-1000を入れ,GP-100のループから常時入力。この手のチューナー,「キラキラ光って何だかカッコイイ」と,お馬鹿なギタリストに大受けであります。(なぜかヤンキーとギタリストには「光り物」に弱い人が多いですな)しかしながら,「鶏を牛刀で裂く」ようなこのラック機材,特に最近はフロア型のマルチエフェクターが進化してきたので,あまり流行らない。私としても「もうこれでいいや」という感じ。あまり使用しない。(2010/2/8) 2008年11月時点のラック機材 2008年、家を買ったのを機に、ラック関係を実用的にシェイプアップ。 考え方としては、歪み系とクリーン系、2台のプリアンプをRoland GP-100のセンド&リターンでコントロールする、というもの。もちろんGP-100単体の音も悪くはないのだが、やや優等生的。そこで個性的な「洋モノ」のプリアンプを中心に音作りし、GP-100は主に「チューナーおよびディレイ、リバーブ付きのスイッチングシステム」として使用する、という贅沢な(自分的には)方法である。たかだか3Uのラックだが、多くのバリエーションと気持ちよいサウンドを得られる、一つの完成形として満足している。(2008/11/23) Tech21 SANSAMP PSA-1 コンパクトのサンズアンプ・クラシックの音が気に入ったので、ラック版のこれを入手。やはりアナログでプログラマブル、というのは貴重な逸品だと思う。中古市場でも結構な値段がするが、世間での評価も高く、気に入っている。普段使っているのはクリーン(ネット上の情報を参考に作成)、フェンダーストック、レイボーン(フェンダー系)、ヴァンヘイレン(マーシャル系)、サンタナ(メサブギー系)の5つの音。歪みには無頓着な私もついつい時を忘れて弾いてしまうような、旨味のあるサウンド。これで歪み系は私的には満足、という状況。 Rocktron CHAMELEON 元々はオールデジタルのオールインワンマルチエフェクター的なプリアンプ。パラメーター・操作系が国産とは全く異なるため、「この音はどのようにしてできているのか」が非常に分かりにくい。当然自分好みに変更するのも難しい。とりあえず、「Mr.Clean」というクリーン系のプリセットを元に、それにコーラスを加えた音、フェイザーを加えた音を作成、あと気に入った歪み系のプリセットを少々使用。基本的にはソリッド向けだが、ビンテージのフルアコなどつないでも、にわかにパワーアップしたような印象のクリーン音が出る。 2004年3月時点でのラック機材 上段から 1 TEAC AV-P25(電源) 2 Roland M-120(ラインミキサー) 3 Roland GP-100(デジタルプリアンプ/マルチエフェクター) 4 YAMAHA SPX-90(空間系マルチエフェクター) 5 Roland GP-16(マルチエフェクター) 6 Roland GR-50(ギター・シンセサイザー)。 ラック上部はBoss TU-12(チューナー),フットペダルはRoland FC-200。 各機材の特徴は以下の通り。 1 TEAC AV-P25: ラックに不可欠の専用電源。奥行きが無いため,ラック裏から手を突っ込んでコンセントを抜き差しするのは至難の業。 2 Roland M-120: 音質の劣化もそれほど感じないよいミキサー。YAMAHAのSPXはステレオアウトプットなので,これがないとダメ(私のシステムはモノアウトなので)。ラック機材のみならず,コンパクトエフェクターボードやフロアタイプマルチエフェクター,さらにはキーボードをもつないであり,気分で機材を使い分ける際に重宝。前面のモニターアウトからボスのチューナーTU-12(常時ON)につないであり,すべての信号系統をチューニングできるようにしてある。 3 Roland GP-100: デジタル臭いと評判の機材。私はデジタルのラック機材を使うからにはデジタル臭いのは当然と割り切っている。何より慣れ親しんだローランドの機材なので,操作性を評価。YAMAHAのSPXにはこれのセンドからブランチアウトするように結線している。FC-200との組み合わせで,実にいろんなことができ,便利。システムの核。 4 YAMAHA SPX-90: 年代物の名機。パッチ2つしか使ってないが,マイク・スターンの音がもろに出る。ただしキャラが強烈すぎて,どのギターでも同じようなサウンド。モノアウトはできない。操作性は何をかいわんや。 5 Roland GP-16: さらにデジタル臭い往年の名機。当時は垂涎の的だったのだが。操作性悪し。普段は使わず,GR-50との併用のみ。(2006年1月売却) 6 Roland GR-50: ラックのギターシンセはこれ以降出ていないため,未だにここに収まっている。操作の煩雑さ,機能のなさは笑えるほどである。例えば,MIDIの各コントロールナンバーに任意のパッチを選択できない(いわゆるマッピングができない),など。ほとんど使っていない機材だが,何となく手放せない一台。 |