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3 マルチエフェクター編
初めて買ったマルチはBOSSのME-5でした。1988年頃。
スイッチ1発でプログラムされた音が呼び出せる、というのは当時感動的でした。
その時の感動から、結構マルチエフェクターへの興味が生じました。
ただ最近はライブではエフェクターを使わないので、持っているのは古い機種ばかりです。
一応、下に行くほど発売時期の古いモノになります。
BOSS GT-100
■私見:2021年5月導入。内容はもうテンコ盛りすぎて10パーセントも使っていないと思う。取りあえずのこだわりはフレーズループペダルを本来の用途でなく,何らかのスペシャル機能用とすることである。例えばモデリングアンプセクションを切り替えたり,内蔵の歪みとセンドリターンの歪みとを切り替える,など。
BOSS GT-6
Boss GT6■私見:2007年〜2021年の長きにわたり自室に君臨。シャンパンゴールドの色がよろしい。
サウンドは良くも悪くもデジタル的な感触はあり。しかしクリーン音の勢いなどは気に入っていた。機能的にはトリッキーなことをしないせいか私には不満がなかった。
Boss GT5BOSS GT-5
■世評:○最強!○バイパス音がやせる○思いつくたいていのことは出来る○でかくて重い○歪みがイマイチ○空間系がよい
■私見:1996〜2001年に製造されたのだそうだ。音的にはいかにもボスの製品で、「無難」「優等生的」な感触があるが、それが長所でもあり短所でもあるように思う。バイパス音は確かに生音より痩せてしまうが、まあ許容範囲か?マルチは膨大な電子回路を信号が経由するわけで、いたしかたないかも。ラックのローランドGP-100と内容的に共通点が多く、これならGP-100は要らないな、とも感じた。欲を言えば切りはないが、特に不満もない。スタンダードさが売りの名機だと思う。結局、私が重視する操作性・音質・堅牢性、3つのバランスという点では及第点。後発のGT-3、GT-6、果てはGT-8よりも良い、と言う意見も。このあたりからマルチもプロに使用されるようになってきた。特に布川俊樹氏のピーターソンアンプとの組み合わせなどが個人的に印象に残っている。注意点は、ジョグダイアルがたいていいかれてしまい、ゆっくり回さないとしっかり追従しないことだろう。あとは、電源ケーブルに太いのと細いのが2種あるようだ。
Maxon UE300Maxon UE300 MULTI-EFFECTS
■世評:(あまり一定の評価は見えない)
■私見:これを見て懐かしく思う人はオジサンです。確か1982年の前半あたりにデビューしたはず(ギターマガジンで森園勝敏氏が試奏していた)。私は伝統的にマクソンのエフェクターには縁が薄く、保有したのはこれが最初。しかし中身は当時の音の太いアナログエフェクター3機種、コンプレッサー/リミッター、チューブスクリーマー、ステレオコーラスであって、単体で当時のモノを揃えれば相当な出費、何よりフロア型マルチの先駆けとしてこれは手放したくない歴史的逸品。2008年時点では3万からヒドイ店では6万近くで売っていた。なお、小川銀次氏がこの機種に惚れ込み、ケースを入れ替えたりして使用していたはず。私もそのうちこれを核にしたエフェクトボードを作ってみようかと考え中。(2008/1/8)

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