トップ  エフェクター目次へ
COMPRESSOR,OTHERS(コンプレッサー,その他)
 この辺は私的には「なければなくて困らない」類であって、日常的に使うことはあまりない。が、オモチャ的要素がある物も多く、エフェクターマニアにはたまらない分野だとは思う(そういう心情も理解できるような気はします)。
MXR Dyna Comp
MXR Dyna Comp■世評:とにかくコンプレッサーの定番。70年代ファンク・ソウルの音作りには欠かせない
■私見:コンプには余り関心がなかったが,これは外せないだろうということで入手。1台目にガリがでて,自分で直そうとして見事失敗,画像のは2台目である。2016年購入。かなり古びており,ポットデイトを調べた結果,1987年製と推定。音はもうダイナコンプの音としか言いようが無く,その意味で個性がある。個人的にはシングル系のギターに噛ましてブースター的に使用するのが好き。



Pearl CO-04 Compressor   
Pearl CO-04 Compressor
■世評○トーンを上げてもそれほど明るくならない○さりげなくかかるコンプレッサー○音が暗い
■大学の頃購入,1回手放す。80年代国産エフェクターへの興味から2017年再購入。ダイナコンプとは違い,セッティング次第で確かに自然なかかり方に持って行ける。普段使わないが。
YAMAHA CO-01 COMPRESSOR 
YAMAHA COMPRESSOR CO-01
世評:○使える,堅実なコンプレッサー○ATTACK1ではゆるやかなアタック,長いサスティン。ATTACK2では原音のアタックが残るため,早いパッセージに向く。
■私見:個人的にコンプレッサーというものはフュージョンサウンド向けだと思っていて,本器はその筆頭のイメージ。しかし,これも1台目が壊れ(なぜか私のエフェクターの中ではコンプが壊れやすい)2台目を買い求めたもの。
BOSS AC-2 Acoustic Simulator
Boss AC2■世評:○夢のようなエフェクター○所詮エレアコの音○売り払いました
■私見:とにかく、セッティングが難しい。しかも、ギターやアンプのセッティングも同時に行う必要がある。ストラトのリアと、トレブリーなアンプがふさわしい。ハムバッキングのギターではそれらしい音が出来なかった。ポリトーンのアンプでも無理。個人的には「生」がなんでも(笑)好きなので、「シミュレーター」というのはイマイチぐっと来ない面がある。使いこなしの可否により大きく評価が左右される機種。ただ、将来的には「トンデモエフェクター」化する公算が高いと思う。
BOSS HR-2 Harmonist
BOSS Harmonist HR-2
■世評:○1994年発表○ハモリに特化したピッチシフター○(ショップの宣伝文句) 原音の±3~6度、もしくは±1オクターブの範囲のサウンドを2つ原音にプラスして出力する事が出来ます。
■私見:2012年7千円くらいで買った記録あり。セッション用の小型ボード構築の際購入。なぜこの機種だったかというと,「マイク・スターン風デチューンサウンドが欲しい」という動機だった。キーを設定してハモるには便利な機材のようだが,私はその機能は使わず,専らデチューンモードを使用。2つのデチューン音をブレンドでき,その意味ではデジタル二相コーラスのようなサウンド。通常のコーラスとは異なりダークでクールな感じが良い。ただ後になって気づいたが,デチューン音の原音からの外れ具合?は自分ではいじれない。
BOSS OC-2 Octaver
Boss OC2
■世評:○使いこなしが難しい○追従性が云々…
■私見:高校の時発売され、友人から貸してもらって、こともあろうにベースにつないだ覚えがある。追従性はそんなに悪くないと思う。その昔グヤトーンのオクターバー(PSシリーズ)を友人から買い、音が勝手に歪んでしまうのに辟易していたせいか、当時はこのモデルのオクターブ音がクリアなのに感動した覚えあり。ちなみに私のは「Octaver」であり、これは初期モデルなのだそうだ。後には「Octave」になり、色もより濃いブラウンになる、と記憶している。だいたい、オクターバーなどという機種はそう多くはないので、本モデルは半ば定番と言ってよい。
BOSS TW-1 T Wah
Boss TW1
■世評:○キワモノ○最高!○音痩せがある○ヴィンテージ!
■私見:大学一年の頃、ベーシスト専業時代に購入。チョッパーベース(死語)にかけようとしたのである。変な音だった(笑)。今改めてギターで試してみると、「sens」のセッティングが微妙で、難しい。本来タッチワウというのは足でペダルを操作する替わりに、右手先の「タッチ」で強弱をつけ、ワウ音を生むという発想だと思う。つまり安定した右手のテクニックが必要で、その意味では大変フィジカルなエフェクトだと言える。ファンキーなコードワーク向け。なお、この機種で「DRIVE」を「UP」にすると通常の「ワウ」、「DOWN」にすると「ウワ」になる。後者の音は渡辺香津美先生の「KYLYN LIVE」の中の、「マイルストーン」ギターソロ(!)で聴ける(「チョンワチョンワ〜」という音です)。しかし、古い機種をなんでもかんでも「ヴィンテージ!」(必ず「!」がつく)と言って高値で売ろうという楽器店の姿勢はいかがなものか。
GEORGE DENNIS GD40 WAH-WAH SWITCH PLUS
GEORGE DENNIS GD40 WAH-WAH SWITCH PLUS
■世評:○光センサーで可変させるタイプなので、劣化し難い○(ショップの宣伝文句)90年代に日本でも発売されていたGEORGE DENNIS社製ワウペダル。 LO-HIスイッチでワウの可変域を変化させることが可能。
■私見:確か2005,6年頃購入。チェコ製という変わり種。なぜこんなマイナーな機種を買ったのかというと「省スペース」「光学式」という2点に惹かれたからだ。音の方は無難な感じ,ペダルの踏みしろが大きい。ちなみに私のはロゴ部分がなぜかマニキュアのような塗料で消されていた。
IBANEZ GE10 GRAPHIC EQ
IBANEZ GRAPHIC EQ GE10
■世評:(ショップの宣伝文句)100Hzから6.4kHz間をブーストカット可能な7バンド・グラフィックイコライザーです。名機TS10などと一緒に発売されていたシリーズのうちの一つです。
■私見:2005年頃入手。アイバニーズの10シリーズのカタチが好きというだけで激安,2000円台で買った記憶がある。中身は至って普通のグライコ。名機TS10と同じシリーズだからと言って特別なものではありません。
KORG TNB-1 Tone Booster

■世評:○使い勝手の良いブースター○音抜けがよい。○エキサイターとして使える
■私見:基本的にはYAMAHA TB-01と同じ。参照してください。ギターに使うと独特のギラギラ感があるが,好みの分かれるところだろう。私のはノブ2つが交換されてます。
VOX V847 USA
■世評: ○定番のワウペダル○ファンキーなバッキングが奏でられる
■私見:大村憲司さんに憧れて購入してみたが電池駆動のみというのを知らなかった。バッテリースナップを装着してみたが元が素人によるトゥルーバイパスモディファイものだったせいかすさまじいノイズで使えなかった。やや後悔。
XOTIC RC Booster
■世評:○(ショップの宣伝文句)クセの無い素直なクリーンブーストが可能なブースター・ペダルです。本機を複数のペダルの前に繋ぐことにより、原音を損なわずにアンプに出力することが可能で、さらに他のエフェクトの持つ本来の音質を引き出す事が出来るのでONにしっぱなしにして使用してもOK。ギターアンプまでの長いケーブルの引き回しや、ノイズを受けやすい環境に対応するバッファー機能も備えています○ゲインを上げていくと、これが意外と歪む○艶やかさと抜けのよさが一段階アップするような感覚○プリアンプ代わりに常時ON
YAMAHA TB-01 Tone Booster 
YAMAHA TB01

■世評○前に飛び出してくるような素晴らしいギターサウンドになるけれども、同時にピッキングの粗も目立ちやすくなってしまう音○パッシブのベースにつなぐと良い音になる
■私見 個人的に思い出の一品。高校2年の頃,今はなき祖母にもらったお年玉で,初めて買ったコンパクトエフェクター。当時ベース弾きだったので熟考の結果こんな渋い機種を買ったのだが,スタンダードなジャズベースがマーカス・ミラーみたいなパンチの効いたハイファイな音になるので愛用していた。現代風のブースターというよりは,バッファー,プリアンプという印象。
実は初代が行方不明になり,これは2機目。記念品として所有。(2013/2/11)

opyright (C) since2002 Hammerzak. All Rights Reserved.
inserted by FC2 system